ことばが変われば社会が変わる

ちくまプリマー新書

ことばが変われば社会が変わる

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出版社
筑摩書房
著者名
中村桃子
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2024年7月
判型
新書
ISBN
9784480684875

ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ? ことばと社会のこんがらがった相互関係をのぞきこみ、私たちがもつ「言語観」を明らかにし、変化をうながす。



ことばと社会のこんがらがった相互関係をのぞきこみ、

私たちがもつ「言語観」を明らかにし、変化をうながす。



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言葉は社会を駆け巡り変化をもたらす。

本書はその旅路を見せてくれる。

――三木那由他さん(『会話を哲学する』『言葉の展望台』)

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ことばは社会の見方や価値観をゆるがす一方で、

社会もまたことばの使われ方に影響を与えている。

新しいことばのインパクトとそれに対する抵抗や躊躇、

こんがらがった関係を事例とともにのぞきこみながら、

私たちがもつ隠れた意識を明らかにし、変化をうながす。



【内容のほんの一例】

・ことばが社会を変化させるメカニズム

・ことばが変わることにはどの社会でも強い抵抗がある

・「伝統」や「習慣」をカラッと転換させるカタカナ語

・「男になる、男にする」と「女になる、女にする」

・なんでも略す日本人と「意味の漂白」

・「ご主人・奥さま」?「夫さん・妻さん」?

――ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ?

・「正しい日本語を話したい」と考えてしまう私たち

・既存の価値観がすべてではない

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