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電力の確保へ、人跡未踏の秘境の峡谷に浮上した空前のダム計画。成否のカギは貫通する資材・機械の輸送路の確保だが、最大の生命線となる北アルプスを貫く関電トンネル工事は、止めどなく押し寄せる水など、想像を絶する闘いだった――。未知の工事に立ち向かった作業員たちの苦闘の物語。
ノンフィクション小説『黒部の太陽』は、昭和39年(1964)の毎日新聞夕刊での連載、それに続く単行本化(毎日新聞社、講談社各刊)から読み継がれる超ロングセラー。映画『黒部の太陽』(1968年公開、熊井啓監督、三船敏郎・石原裕次郎主演)の唯一の原作本でもあります。平成4年(1992)からは信濃毎日新聞社が文庫版として刊行を続け、24回の増刷を重ねてきました。黒部ダムは現在も観光地として人気があり、メディアでも採り上げられることから、根強い関心を呼んでいます。
32年ぶりとなる刷版リニューアルでは、土井栄画伯による新たに提供された新聞連載時の挿絵約30枚を追加。本文中の地図も作成し直したほか、ダム建設前後の地形図や黒部川電源開発のあゆみ(年表)、主な登場人物リストなど資料も加えました。本文のルビも全面的に見直し、若い人にも読みやすくしました。
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