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明日香さんがわかりやすく、ていねいに教えてくれるのは、
ワインの知識だけではなくて、いかに上機嫌に暮らしていくか、ということでもあると思います。
―角田光代(作家)
明日香先生はバリバリ理系!
こんなに理路整然としたワイン学は初めて。
大推薦。
―福岡伸一(『動的平衡』著者)
1週間でフランスワインがわかる!
2015年の刊行から待望の新版として大幅改訂!
「教えるプロ」明日香先生が目の前で授業をしているような臨場感で、スラスラ読めて、わかりやすい。
教えるプロの手にかかれば、複雑なワインの世界もこんなにすっきりとわかりやすいものに!
スーパーやレストランでこれまでなんとなく選んでいたワインを、
もっと積極的に、味と香りを予想しながら選べるようになれば、
毎日の食事はもっと楽しくなるはず。ワインと付き合うための、最初の「壁」の越え方をお教えします。
本書は毎日1章ずつ読むと7日間、つまり1週間ですべての内容を学んでいただく
ことになります。1週間かけて、フランスの各ワイン産地をめぐり、その地方のワイン
について体系的に知ることができます。
【目次】
第一章(1日目) ワインとフランス
第二章(2日目) シャンパーニュ地方
第三章(3日目) ブルゴーニュ地方
第四章(4日目) ボルドー地方
第五章(5日目) ロワール地方/ローヌ地方
第六章(6日目) アルザス地方/ジュラーサヴォワ地方
第七章(7日目) 南西地方/プロヴァンス-コルス地方/ラングドック-ルーション地方
【本書「はじめに」より】
ワインの味わいの基本を形作っているのが、
「世界のワインの縮図」とも言われる、フランスワインです。
フランスワインの体系が頭に入っていると、たとえ飲んだことのないワインだとしても、
そのラベルを見るだけで、ある程度、香りや味わいが想像できるようになります。
「この産地は温暖な気候だから酸味が柔らかく、果実味しっかり系のものかな」
といった具合に予想し、そして実際に飲んでみる。
予想した味と比べ、どうなのか?
ワインを学んでいくと、皆さん自然と「予想」し「確認」し始めますが、
そのとき、一人でなく、お店の人や一緒に飲む人と共に「予想」し「確認」し合うことで、
食事はもっと楽しくなりますし、そのワインはもっとおいしくなるはずです。
これが、ワインは「知る」ことでおいしくなる理由です。
知らないで飲むのと知って飲むのとでは、本当に味わいが変わってくるんです。
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