整形外科領域の痛みをおさえる鎮痛薬シニア・レシピ
1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
マンネリ化しやすい鎮痛薬の服薬指導・管理をブレイクスルーしよう!
慢性疼痛に漫然と処方される鎮痛薬はこのままでよい!?
とくに高齢者の慢性疼痛では,Do処方により悪循環が生じて治療が複雑化することもあるため,痛みが慢性化する前に適切な薬剤を選択し,コントロールすることが重要です.また,高齢者の薬物療法は,鎮痛薬の副作用や生理機能の低下などによって制限され,薬が使えない,あるいは効いていたけど使えなくなるケースもあります.
そこで今回は「高齢者への鎮痛薬の適正使用」をテーマに,慢性疼痛や鎮痛薬の基本知識から処方提案につながるエビデンスまでわかりやすく解説しました.マンネリ化しやすい鎮痛薬の服薬指導・管理をブレイクスルーできる1冊です.
〈主な内容〉
■おさえておきたい! 高齢者の痛みのコト
1.キホンをおさらい 慢性疼痛の疫学と要因
2.キチンと知りたい 慢性疼痛の評価法と治療・薬学管理
■適剤適処! 鎮痛薬のトリセツ
1.「使い方」編
①NSAIDs
②アセトアミノフェン
③オピオイド製剤(コデイン,トラマドールなど)
④Caチャネル阻害薬(プレガバリン,ミロガバリンなど)
⑤抗うつ薬〔SNRI(デュロキセチン)/三環系抗うつ薬〕
⑥漢方薬
●痛みによる使い分けは?
●さらに特徴をおさえるよ!
2.「エビデンス」編
①慢性疼痛に対するNSAIDsの有効性
②慢性疼痛に対するアセトアミノフェン
③(非がん性)慢性疼痛に対するオピオイド製剤
④神経障害性疼痛に対するガバペンチノイド
⑤神経障害性疼痛に対する抗うつ薬
■基礎薬学からも「いたみをみたい」
1.痛み止めのかたち
2.非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)のかたち
3.ステロイド系消炎鎮痛薬のかたち
4.カルシウムチャネル阻害薬のかたち
5.オピオイド製剤のかたち
6.セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)のかたち
7.その他の鎮痛薬(アセトアミノフェン,ノイロトロピン)
■脱・マンネリ化! 鎮痛薬 シニア・レシピの指導&管理
1.高用量アセトアミノフェン投与時の薬剤管理は?
2.NSAIDs服用時の副作用とその対策は?
3.心不全患者へのNSAIDsの投与設計は? 服薬指導は?
4.トラマドール/アセトアミノフェン配合剤の投与設計は?飲み始めの留意点は?
5.プレガバリン・ミロガバリンの投与設計は? 使い分けは?
6.糖尿病患者へのプレガバリンの服薬指導は?
7.プレガバリンの長期服用により肥満の兆候が現れたら?
8.デュロキセチンの投与設計は? 画一的な増量は必要?
9.デュロキセチンの投与時に確認すべき基礎疾患は?
10.「依存性がある」と誤解されている鎮痛薬の服薬指導は?
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。