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沖縄や奄美がまだ「琉球」と呼ばれていた頃から、人々はさまざまなマジムンに出会ってきた。
マジムンとは、琉球の言葉で「魔物」という意味で、「化けもの」や「妖怪」のことをそう呼ぶんだ。
なにかと人の股をくぐろうとしてくる動物、魚の目玉ばかり食べているヤツ、
津波を予言する下半身が魚の姿をしたヤツ、「ヘーイ」と呼びかけると水中に引きずりこもうとしてくる仲西さん?。
この本では、そんなマジムンたちについて、人々とのかかわりやルーツ、
そして日本の妖怪たちとの共通点や違いを紹介しているぞ。
琉球にまつわる文化や歴史、日本に伝わる妖怪とのつながりを知ることで、
マジムンについてもより理解が深まるはずだ。
さあ、ちょっとヘンテコで不思議なマジムンの世界へ出発だ!
著者は「スーパー在野人」こと、在野で活躍する研究者の朝里樹氏。
そしてイラストは、WEBメディア「オモコロ」などで連載中の県出身漫画家・ショルダー肩美氏が描き下ろし。
今までとは違う全く新しい、こどもも大人も笑って学べる一冊!
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