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平成30年度診療報酬改定で、新病名として「口腔機能低下症」が認められてから6年が経過し、世間的な関心・認知度も高まりをみせています。そして、2024年の診療報酬改定における新しい流れとして、歯科衛生士が口腔機能管理にかかわる教育・指導を行うことに加算が設けられました。これは、歯科衛生士が口腔機能管理に主体的にかかわることが今後強く求められていることを意味しています。
好評いただいた初版から2年。改定版である本書は、2024年現在の最新の知見が盛り込まれ、アップデートされています。本疾患の診断は歯科医師がつけますが、検査や実際の対応は歯科衛生士が担うケースが多く、医院全体で理解しておく必要があります。本書では、口腔機能低下症の前知識として欠かせないオーラルフレイルから検査、管理の事例、そして支援まで、臨床現場で必須のノウハウをやさしく解説します。
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