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現代の経済学を理解するために必要な計量経済学の基礎知識をわかりやすくまとめた入門書.
本書では計量経済学を理解するために必要な経済の数学的モデル(経済理論を数学的方程式に表わしたもの)と,近代統計学についての基礎的な知識を事前に読者に要求することなく,それをも含めて解説しています.
本書ははじめ,日本銀行統計局で著者が行った講義をもとに同局でまとめられた講義録『やさしい計量経済学』を大幅に書き足して、日本経済新聞社から『計量経済学入門』と題して1966年に刊行されました.その後,版を改めたものを底本として今回丸善出版から刊行するものです.このため、本書で使われる数値などは刊行当時の経済統計をもとにしています.本書で学んだ計量経済モデルを,ぜひ現在の経済統計をよみとくために活用してみてください.それにより本書の理解がより深まるでしょう.
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