紅の雪原を奔れ、エミシの娘 下の巻

紅の雪原を奔れ、エミシの娘

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出版社
ぷねうま舎
著者名
山浦玄嗣
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784910154565

「フオーッ、ホイッ!」、北の大地にいのちの雄叫びが

──列島の古代史を書き換える、愛の物語 

民族の誇りと自立のために、英雄的な戦いに立ち上がった、

女戦士カリパとその恋人マサリキンがつむぎだす、東北の大地を

舞台とした、エミシの物語、完結篇。



国家が形を整える以前、人として飼い慣らされる前、生と死の狭間で生きられた、喜びと断念の壮大な振幅の物語を結晶させる。「日本史」として、これまで紡がれてきた歴史の大きな盲点を、人間の匂いの籠もる語りとして……。

小説『ナツェラットの男』(2014年、第24回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞)でイエスの生きざまを語った、著者渾身の「北の古代史秘話」。

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