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生徒への愛情 ラグビーへの情熱 周りの人への感謝
ラグビーを通じて心を磨き、部員3名から花園の常連校に育て上げた名将の指導哲学
長くラグビー日本代表のキャプテンを務めてきたリーチ マイケルの母校として知られる札幌山の手高校のラグビー部を0から立ち上げ、今や全国大会常連の強豪校へと育てた名将・佐藤幹夫。現在は総監督として、また北海道ラグビーフットボール協会の理事長として、ラグビーの普及に貢献している。
元香蘭女子高校が男女共学となって「札幌山の手高校」が誕生した1988(昭和63)年に赴任。赴任早々にラグビーを立ち上げ、問題を起こすような生徒をラグビー部に勧誘し活動をスタート。素人チームということもあって、当初はなかなか成績が伴わなかったが徐々に力をつけ、創部13年目の2000年にようやく花園出場へ導く。そんな高校ラグビー界の名将が自らのラグビー人生、札幌山の手高校におけるラグビーチームの指導・強化、人間教育など、監督哲学、人間哲学をまとめた1冊。
第1章
やんちゃな学生時代を経て教師に
ラグビーとの出会い
恩師との思い出
先輩の声は天の声
第2章
札幌山の手高校ラグビー部
不良に立ち向かう日々
ラグビーで自信を付けさせたい
南北海道大会15連覇?
第3章
リーチ・マイケルと過ごした日々
運命を変えた、1枚のFAX
高校日本代表に選出
銅像を建てる約束?
第4章
地域の人に助けられて成長
人工芝グラウンドが誕生
8年間続いた生徒のお弁当を作り
プロになった選手たち
第5章
佐藤流指導法
指導のバイブルは『スクール☆ウォーズ』
ラグビー部の4つのルール
ラグビー人口を増やすために
第6章
関係者が語る、佐藤幹夫と札幌山の手高校ラグビー部
巴山康二(元・近畿大学付属高校ラグビー部コーチ)
丹羽政彦(元・明治大学ラグビー部監督)
内山達二(流通経済大学ラグビー部前監督)
【特別対談】
リーチ マイケル(日本代表/東芝ブレイブルーパス東京)
「僕の人生を変えてくれた幹夫先生には感謝しかありません」
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