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新しいクラスの名簿にあった『祭原牧』の文字。その名前の引力に、私はどうにも動けなくなる。牧は大切な幼馴染、だけどもう一年以上も口をきけずにいる。
(どうやって牧と話していたんだっけ……)
同じ教室のすぐ近くにいる幼馴染との距離はとっても遠い。
ある日、突然牧が家にやってきた。
「一歌、見てほしいものがある」
その頭には、猫耳があって――
「なんか突然生えた」
内面も猫らしくなった牧は、隣で寝転んで、身をすり寄せて甘えてきて、離れていた距離はあっという間にすぐそこに――。
気ままな彼女とのふたりだけの内緒の時間。
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