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今なぜ、思想家シモーヌ・ヴェイユを読むべきか?
善と悪の両面に苛まれる人間を、崇高なるものに思いを馳せながら見つめ続け、哲学者として思索しながら、行動することを辞さなかったヴェイユ。環境破壊と甚大な自然災害、感染症、戦争と、分断と混乱が深まる今、没後八十年を経たヴェイユの言葉から我々は何を汲み取るか。神秘主義、自己犠牲などの従来のヴェイユ像を再検討するとともに、身体への関心、「反ユダヤ主義」との関わりなど、今こそ問うべきテーマに光を当てた画期的論集。
〈寄稿〉稲葉延子/岩野卓司/木崎さと子/合田正人/小林康夫/最首悟/鈴木順子/鶴岡賀雄/渡名喜庸哲/長谷川まゆ帆/柳澤田実/山田登世子/シルヴィ・ヴェイユ(稲葉延子訳)/ロベール・シュナヴィエ(鈴木順子訳)/フロランス・ド・リュシー(西文子訳)
〈附〉最晩年の家族間の書簡/シモーヌ・ヴェイユ著作一覧/略年譜
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