出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
世界の電力ビジネスがターニングポイントを迎えています。これまでの大規模発電所から一方向で送電するビジネスモデルから、需要家が持つ太陽光発電などの分散エネルギー資源を活用するビジネスモデルへの転換です。
背景には、太陽光発電システムの導入コストが大幅に下がってきて、電力会社から電気を買うよりも、自家消費した方が割安になる「グリッドパリティ」が達成されてきたことがあります。リチウムイオン蓄電池を設置しても、割安になる「蓄電池パリティ」もまもなく達成されそうです。
新しいビジネスモデルでは、需要家に導入されてきたさまざまな分散エネルギー資源をIoT(モノのインターネット)によって最適化し、いかに需要家にとって満足度の高いサービスを提供するかが問われています。このため、エネルギー関連の事業者だけでなく、ICTやサービス事業者が技術やシステムの開発を加速すると共に、いかに新しいビジネスモデルを生み出すかに躍起になっています。
本レポートでは、分散エネルギー資源を活用するビジネスに積極的に取り組む39の有力事業者への直接取材を含めて調査し、そのビジネス戦略を分析しました。また、それらの調査を通じて見えてきたビジネスモデルを10種類に分類し、その定義を明確にすると共に、各社の動きや将来を展望しました。
◆分散型の新しい電力システムの現状を現地調査
欧米、オセアニア諸国でこれまでの大規模集中型の電力システムから分散型システムに移行しつつあります。本レポートは、その先端を行く国の事業者に直接取材した結果を生生しく描くと共に、今後日本にもやってくる波をいち早くとら えて、ビジネスチャンスとする機会を提供します。
◆分散エネルギー資源ビジネスを10分類、ビジネスモデルと参入状況、将来展望を明らかに
分散エネルギー資源ビジネスの定義を明確化し、そのビジネスモデルを10に分類し、サービスや対価の流れを分かりやすい模式図で表現します。さらに、各々のビジネスモデルについて、現状の市場動向をまとめると共に、将来のシナリオを 展望します。
◆分散エネルギー資源ビジネス事業者 有力39社を現地調査、分析
散エネルギー資源ビジネスに積極的に取り組む事業者を電力会社、サービスプロバイダー、システム・プラットフォームベンダーの中から39社選択し、その戦略を現地調査を含む詳細な調査取材に基づいて分析します。どのようなビジネスモデルを考案し、どのようにビジネス戦略を立てているのか、その秘訣に迫ります。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。