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光、狂気、偶然、黙示録、ファム・ファタール――
言語空間に息づく広大な座標系
古来よりいかなる主題が物語を駆動し、その伝統はいかに新しく変奏されてきたのか。160余の文学テーマ・モチーフを扱い、およそ1,800の作家、3,500の文学作品を例示しながら、その機能、特徴、歴史的変遷を詳説する。研究と創作のための必携書。
〈テーマとモチーフは文学作品の基礎である。その位置や配置、相関関係、反復と変奏が広大な座標系を作りあげる。[……] 国も違えば、活動した時代も大きく異なる作家たちが、テーマとなった典型的人物やその人物たちの成長段階、かれらの人生の節目に割りあてられた出来事、そしてモチーフやモチーフセットをとりあげ、掘り下げ、新たに組み上げてきた。[……] [その過程で] 作家は意識的にも無意識的にも、社会習慣となった伝達方法や思考様式を受けつぎ、文学の伝統との対話を構築する。〉(序文より)
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