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『50過ぎたら ものは引き算、心は足し算』の著者の最新作。
人は周囲の人が老けたとか歳をとったとか感じますが、自分はまだまだ若いと思いがちです。ところが、ある日、ちょっとしたことが思い出せなかったり、ついこの前までできたことができなかったり、ありえないようなミスをしたりして、そこで初めて自分が「老いた」ことを実感するようになります。
まだまだ若いと思っている人たちも、体のあちこちが痛んでくる健康不安や老後資金、世の中にあふれる不安を増長させる情報に飲み込まれ、その「老い」の訪れに戸惑い、不安になり、必要以上に恐れたりします。
本書の著者も、50代、60代と歳を重ね、70代に突入、気が付けば後期高齢者の仲間入り。本書では著者は自らの体験に基づき、老化現象と仲良く付き合い、こころは青春時代を取り戻すための、日常のちょっとした工夫、思考転換でできる「若返り」を公開しています。いたずらに忍び寄る「老い」に怯えるのではなく、逆に若いころのような制約や義務がなくなるシニアライフ=「老い」を、豊かに楽しむ生活を提案しています。
とかくネガティブになりがちな人生の後半戦、明るく楽しく生きるのも、うつうつと過ごすのもあなた次第。本書を読んで沖幸子流「老い」の楽しみ方を見つけて、
老人1年生をピカピカなものにしましょう。
【目次】
プロローグ
第一章 こころを やさしく 穏やかに
老いを考える
老人と幸せ
毎日が一期一会
こころのもやもや
やっかいな怒り
不安な気持ち
自然に、あるがままに
命について
ひとり旅
疲れたこころに、こころの森
老人と上等の牛肉
主役はわたし
一歩ずつ
老害を売りにする!
こころの切り替えスイッチ
大声で笑う
ちょっと新しいことを
こころも身体もつかれない上手な掃除
身の丈を知る
贈る気持ち
なんども使いまわすこころ
年齢をみとめると 自由になれる
ユーモアのセンスを磨く
お金をどう使うか
桜の季節
第二章 健康に あるがままに 生きる
食べものに関心を持つ
野菜をモリモリ食べる
野菜は皮も食べる
朝食をしっかりと
腹八分目
食事のとり方
食の愉しみあれこれ
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