わたしのカレーな夏休み

わたしのカレーな夏休み

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出版社
講談社
著者名
谷口雅美
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784065352366

食いしん坊で犬みたいに鼻がいい小5のハルカは夏休みに大阪でカレー屋を営む叔父のもとへ。美味しいものだらけの商店街ではワンコイングルメイベントも行われる。商店街に住む少年二人とイベントに出すお店のカレーの新メニューを考え夏休みの自由研究にすることに。

司書の先生、書店員様から絶賛のご感想続々!
美味しそう!とワクワク読むうちに夏休みの自由研究と読書感想文の宿題ができてしまいそう。生きる力、多様性、キャリア教育、食育を楽しくよむうちに学べる。大人たちが子どもたちを対等に扱ってよいものをつくろうとしていくところに感動、子どもと関わる仕事をする者として背筋が伸びる思い。花崎商店街で暮らせば生き辛さを抱える人たちも元気をもらえそう/夏休みになかなか出来ない体験、いろいろな人たちと関わりながら楽しく全力で過ごす3人が素敵、楽しく読めてレシピを見ながら、スパイスカレーを作りたくなること間違いなし。さらにイカ焼き、デニッシュなど、食べたくなることも間違いなし。学校図書館に置きたい一冊。いや、置きます!/「問題を抱えてつまずいた子どもが、親元離れて体験したことで自分を取り戻していく」パターンでなく、直球で「カレーを作りたい!」とまい進する物語は新鮮に思え、とても爽快。誰かに喜んでもらうための「やり直す」は、想いがこもって素敵。丁寧な人付き合いだと思いました。学校でカレーをテーマにブックトークを組んで紹介するのが楽しみです。料理の楽しさや食べる人のことを考えて作る深さが伝わる物語でした。楽しませて頂きました/美味しいがいっぱいで、爽やかな読後感はスパイスの香り。飲食店のメニューを作るって、自分の大好きなものだけ、ただただ好き勝手にはできなくて、ハルカたちはちゃんと考えて作っていくところが素晴らしい。コスト、期限、お得意様、大人の胸を借りるということ、直面するであろう色々な要素がしっかりと詰まっている。辛い現実から甘い優しさまで、それを言った人、してくれた人が「言わないけれど思ってること」「その言葉の実際の意味」を上手に他の人が翻訳言語化してくれているところは、この時期の子どもたちにとって大切だなと感じました。そして、何よりもハルカの食べるシーンがたまらない/特別すごい子だからできているのではなくて、自分にも出来そうだなと思わせてくれるところが良いです。自分が何が好きで、何ができて、ここで何ができるのか、「やりたい、好き」が活きると自ら動きたくなるのですね。悩んだり苦労したりしながらも、子どもも大人もみんなで楽しんで作り上げている場に感動/学校で給食がカレーの日にブックトークを組んでも面白そうだなと思いました。レシピありがまた嬉しいです。「読むとスパイスカレーを作りたくなるよ?」と子どもたちに紹介するのが楽しみです。

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