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戦後占領期の紙飢饉に乗じて登場した仇花のような出版物=カストリ雑誌。
戦後出版文化の領域において必ず言及される事項であり、そのいかがわしさ、偽物性において、まさに戦後占領期を象徴する言葉のひとつとして機能していたものの、その実態については明らかになっていない部分が多くある。
戦後、占領軍の検閲が厳しかった時代、大衆通俗雑誌であるがゆえに、人々の欲望の本質と実態を暴くことができ、一世を風靡するほど人気を集めたカストリ雑誌が、なぜどこにも保存されないまま人々の記憶の片隅に追いやられてしまったのか?
カストリ雑誌は戦後の雑誌出版文化にどのような役割を果たしたのか?
そもそもカストリ雑誌とは何だったのか?
カストリ雑誌主要30誌を解説、またそれらにまつわるコラムを収録。
戦後占領期におけるカストリ雑誌の全貌を明らかにする。
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