武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

角川選書

武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

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出版社
KADOKAWA
著者名
川平敏文
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784047037229

十八世紀初頭、江戸幕府に仕えた朱子学者・室鳩巣。新井白石の推挙により幕儒として召し抱えられた鳩巣は、徳川吉宗が行った「享保の改革」の相談役として活躍。自身の没後にも、著書『駿台雑話』が松平定信による「寛政異学の禁」の骨子をなし、明治から昭和戦前にかけて国語教科書に採用されるなど、その影響は近代にまで及ぶ。室鳩巣の歩みと影響を追うことで、思想、歴史、文学などにわたる日本人の道徳観を解き明かす。

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