アダルトチルドレンの教科書

アダルトチルドレンの教科書

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出版社
晶文社
著者名
横道誠
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784794974273

親による虐待、発達障害、宗教2世、PTSD……多重当事者だからこそ書けた、物語形式によるアダルトチルドレンの回復メソッド。当事者研究、オープンダイアローグ的対話実践で、自分なりのメソッドを発見してください。

依存症、精神疾患、貧困、DVなど、さまざまな事情による機能不全家庭で育った人のために書かれた、回復メソッドの教科書。アダルトチルドレン(AC)の困り事は多様で、一般的な処方箋だけでは対応しきれない。多様な出方をするACの事例にあわせて、当事者自身が回復メソッドを発見する必要がある。それがメタメソッドの考え方。当事者研究とオープンダイアローグ的手法により、数多くの対話型自助グループを主宰する著者の経験知が詰まった、物語形式で語る、アダルトチルドレンの回復指南書。アダルトチルドレン関連の文学・マンガ・映画作品についてのコラムも収録。

【「はじめに」より】
「本書はアダルトチルドレン(機能不全の家庭で育った人)のために書かれています。アダルトチルドレンの困り事は多様ですから、本書では処方箋を並べていくことに合わせて、そのような処方箋を当事者の側から新たに発見する場として「対話型自助グループ」を推奨しています。その意味で本書は「メソッド」の本であると同時に、メソッドを開発するための「メタメソッド」の本でもあります。」

【目次より】
1 アダルトチルドレンに関する基本事項
入口として──ダイキの物語/1〓1 心理学的観点から/1〓2 医療的観点から/1〓3 ふたたび心理学的観点から/出口として──ダイキの物語

2 さまざまな回復モデル
入口として──アヤカの物語/2〓1 傷ついた子どもの回復/2〓2 トラウマケアの観点から/2〓3 対話型自助グループのすすめ/出口として──アヤカの物語

3 当事者研究とオープンダイアローグの実践
入り口として──リョウの物語/3〓1 前もって理解しておくこと/3〓2 自助グループでの当事者研究/3〓3 自助グループでのオープンダイアローグ/出口として──リョウの物語

☆COLUMN『くるまの娘』(宇佐見りん著)/『イグアナの娘』(萩尾望都作)/『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)/『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明監督)/『血の轍』(押見修造作)/『人間失格』(太宰治著)/

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