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世界のどこを見ても普遍的、かつ太古から存在している「アート」。このことを生物学的に考えたとき、人はそれを生み出す本能をあらかじめ持ち、進化してきたといえるのだろうか?
脳科学、神経科学、進化心理学などの見地からこの疑問に取り組み、、顔、体、数式、食事、貨幣、そして芸術の「美」を考察。人が生きるうえで「美」がどのような役割を果たし、人がアートを愛するに至るのかを明らかにする、画期的書籍!
【項目より】
・人には「アートの本能」があるのか?
・美しいとみなされる顔の基盤は存在する
・美に反応する脳の部位はどこ?
・数式に美を感じるのは適応的なものなのか?
・アートは文化と生物学的要請のどちらなのか?
・アートの本能の存在を検証する
【本書で触れられるさまざまな「美」】
顔、体、数式、言語、風景、食事、セックス、貨幣、ラスコーの壁画、パブロ・ピカソ、モナ・リザ、ジャクソン・ポロック、アンドレス・セラーノ、フェリックス・ゴンザレス=トレス、艾未未、クジャク、ジュウシマツ……
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