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"本書は、オーストラリアの多文化社会を明らかにすべく、マルコム・ターンブル保守連合政権、メディア、エスニック・マイノリティの3つの視座から分析を試みた批判的ディスコース研究である。ライジグル&ヴォダック (2018) のディスコースの歴史的アプローチをおもな理論枠組みとし、Bamberg (1997, 2004, 2006) とBamberg and Georgakopoulou (2008) のポジショニング理論、トゥールミン (2011) の論証モデルも援用した。分析の結果、ターンブル首相 (当時) が目指す多文化社会の姿と特に重視する価値観が浮き彫りになったほか、オーストラリアのメディアは、人種差別問題に関しては、マードック系とフェアファクス系(現在、ナイン・グループ)で明白にスタンスが分かれること、エスニック・マイノリティがオーストラリア社会に何を求めているかが明らかになった。"
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