硝子のあひる

かりん叢書

硝子のあひる

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出版社
短歌研究社
著者名
浦河奈々
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784862727718

いのちとは、意識の流れ

第二歌集『サフランと釣鐘』から十一年、
意識の深みより湧き出た歌を丹念に繋いだ第三歌集


【歌集より】

スワロフスキーの硝子のあひる口あけてなにか訴ふ飾り棚の中

透明なガラス愛すれど自らが透明になりたきわけにはあらず

魚の手はまぼろしなれば水草に隠れてひそとまなぶたを?く

いま誰か生まれたやうに鮮やかな黄のクロッカスかなしき光

はらはらと羽毛が降ると夫(つま)はいふ樹上でつみが雀を食へば

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