「契約は他人を害さない」ことの今日的意義

「契約は他人を害さない」ことの今日的意義

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
日本評論社
著者名
岡本裕樹
価格
8,250円(本体7,500円+税)
発行年月
2024年6月
判型
A5
ISBN
9784535528062

「契約は相対的な効力しか有しない」というローマ法以来の基本原則があるが、この具体化として「契約は他人を害さない」という考え方がある。この原則は現在においても揺るぎない地位を保っているが、債権譲渡禁止特約など個別の事例においては、他人を害する契約の効力が認められているように映る場合もある。現実の多くの取引関係において3人以上の利害関係者が関与するケースが多い今日の実情は、この原則の意味を再確認する意義を投げかけており、古典から現代まで見通した本書の研究は民法理論上のマイルストーンとなるだろう。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top