皮膚外用剤の教科書

皮膚外用剤の教科書

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出版社
南山堂
著者名
大谷道輝
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2024年6月
判型
B5
ISBN
9784525341718

皮膚外用剤を処方・調剤するすべての人におくる解説書の決定版!
皮膚外用剤は,薬剤ごとに基剤・添加物などが異なります.これらは使用感・相互作用・混合可否などに直結し,患者のアドヒアランス維持のために重要です.つまり,製剤学的特徴を捉えて処方・指導することが,疾患の早期治癒へとつながるのです.
本書は,皮膚外用剤の製剤学的知識を基礎から応用までを1冊にまとめました.ある製剤的な特徴が臨床ではどのような意味をもつかなど,臨床を意識したQ&Aに沿って解説しており,読んですぐ役立つ内容となっています.皮膚外用剤を処方する者,調剤する者,関わる全ての医療スタッフ必携の書籍です.

【主な内容】
第1章 基剤と剤形
・皮膚外用剤の剤形「皮膚外用剤のそれぞれの剤形の特徴は?」
・販売名と剤形「「ザーネ?軟膏」は軟膏ではない?」
・プロペト?の特性「プロペト?と白色ワセリンはどう違うの?」
・白色ワセリンとサンホワイト?の違い「白色ワセリンとサンホワイト?の違いを教えてください」 など

第2章 添加物
・皮膚外用剤の添加物「添加物ってどんなものがあるの?」
・ラノリンによる接触皮膚炎「接触皮膚炎の原因のラノリンってなに?」
・乳化剤「乳化剤のHLBは臨床でどう活用すればいいの?」
・剤形と副作用「副作用に注意すべき基剤・剤形は?」 など

第3章 相互作用・副作用・禁忌/検査
・皮膚外用剤の禁忌「薬剤別の使用禁忌を教えてください!」
・光線過敏症の原因薬剤を投与する際の指導「光線過敏症発現の可能性がある外用剤はどう説明する?」
・光線過敏症を引き起こしやすい薬剤「光線過敏症を引き起こしやすい薬剤の特徴はなんですか?」 など

第4章 外用薬の吸収と生物学的同等性
・皮膚外用剤の吸収と溶解度「主薬の濃度が2倍なら,吸収量も2倍?」
・皮膚外用剤の吸収「踵と頬は薬剤の吸収量が違うの?」
・皮膚外用剤の吸収「風呂上がりに湿布剤を貼るのはなぜ?」
・皮膚外用剤の吸収に影響を与える因子「同じような湿疹なら,おばあちゃんと同じ軟膏でもいいの?」など

第5章 適応と使い方
・外用剤の指導「外用剤の指導に関する実態は?」
・軟膏の必要量「軟膏の至適な塗布量はどのくらい?」
・軟膏の塗り方「軟膏には3つの塗り方がある!?」
・皮膚外用剤を塗る順序「塗る順序で作用に差はあるの?」 など

第6章 その他
・皮膚にまつわる難読漢字「癰???疣贅?」
・皮膚を乾燥させる内服薬に注意「皮膚を乾燥させる薬にはどのようなものがありますか?」
・スキンケア「患者さんへの「スキンケア」についてのアドバイスのポイントは?」 など

コラム
水溶性基剤の特徴/軟膏基剤の滅菌方法/軟膏の誤飲,その対応は?/温度と反応速度の関係  など

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