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夢見る乙女は、ある日恋におちた。
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。
兄が作った800万ポンドの借金の返済を延ばしてもらうためだ。
だがプリンスのザックは耳を貸そうとせず、
目の前に立ちはだかると、いきなりエミリーの髪どめを奪った。
流れ落ちる金髪を、値踏みするようなまなざしで睨めつけて、
あざ笑うように唇を歪める。
「君は美しいな……女の魅力で迫ってこいとでも言われたのか」
わが耳を疑う彼女に、さらにザックは残酷すぎる提案を強要した。
彼の妻となれば兄の借金を帳消しにするというのだ。
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