おもみいたします 凍空と日だまりと

おもみいたします 凍空と日だまりと

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出版社
徳間書店
著者名
あさのあつこ
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784198658410

「生きねばなりません。
  そのお手伝い、
させていただきます」

切腹を命じられた武士を
お梅は療治できるのか?

読むと身も心もやわらぐ時代小説

【あらすじ】
五歳の時に光を失い、
揉み療治を生業としているお梅。
市井の人々に大評判で、一年先まで申し込みが
埋まっている。ところが今すぐ主の腕が動くよう
療治してほしいという武士が現れた。
お梅でなければ駄目なのだと。
武士から「張りつめた者」の気配を
感じ取ったお梅は、
三日後、主のものとへ向かう!
「人は、どこか緩めないと生きていけない」

【著者からのコメント】
江戸の揉み師、お梅の物語、その二作目です。
お梅は、早とちりもするし、とても弱い部分
もある少女です。でも、人の芯に凛とした気迫
を宿してもいます。盲目だからこそ見え、
感じる世界と共に、お梅の凛々しい生き方を
読んでいただけたら嬉しいです。

■主な登場人物■
お梅 五歳の時に光を失い、人に揉みを
   施すことを生業としている十七歳。
十丸 お梅の用心棒。
   人には白い大きな犬に見える。
お筆 豆大福が評判の紅葉屋を出している。
   揉み仕事の依頼を受けお梅に取り次ぐ。
お昌 両親を亡くし、祖母のお筆と暮らして
   いる。お梅の仕事の段取りを担う。
先生 お梅に揉み師の才を見抜いた者。人には
   白茶の天竺鼠に見えている。
   お酒に目がない。

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