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中国共産党100年と台湾有事Xデー
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中国共産党の血塗られた100年の歴史から、世界の未来を読み解く
日本が国力の衰退に苦しむなかで、中国はいまや日本が追いつこうと思っても容易には追いつけないレベルの成長と発展を果たしてしまった。
しかし、繁栄を極めているように見える現在の中国も、その内側には一党独裁の中国共産党支配による多くの矛盾と問題が内包されている。
絶対的な指導者として君臨し続けている習近平は、2040年にアメリカを超えて世界唯一の超大国になるとの野望を持っていると言われている。
だが、それは本当に実現可能なものなのか。
最近では不動産バブルの崩壊や若者世代の就職難、少子高齢化など、習近平の野望には黄信号どころか、赤信号が灯っているかのようにも見える。
果たして、この巨大な隣国から今後、日本はどのような影響を受けなくてはいけないのか。
経済だけでなく、領土的な発展についても野心を隠さず、ひたすら膨張を続けている中国の問題点と、現在の中国に君臨する一党独裁の中国共産党の血塗られた100年の歴史を振り返るなかで、中国の抱える矛盾や、台湾有事をはじめとした今後、日本に降りかかってくるであろう危機的事態などを浮き彫りにしていきたい。（「はじめに」より）
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