大人のための公民教科書 日本復興の希望を繋ぐために

大人のための公民教科書 日本復興の希望を繋ぐために

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出版社
高木書房
著者名
小山常実
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年6月
判型
A5
ISBN
9784884718374

マルクス主義の経典の一つに、エンゲルスの『家族・私有財産・国家の起源』が存在する。この本で展開された家族・私有財産・国家の三者をすべて否定する思想は、中学校公民教科書を検定する側にも執筆する側にも深く浸透している。それゆえ公民教科書は、例えば、国家が1・防衛、2・社会資本の整備、3・法秩序・社会秩序の維持、4・国民一人ひとりの権利保障という4つの役割を担っているということさえも教えない。つまり、各界のリーダーたちさえも初歩的・基礎的な公民思想を身に付けないまま、大人になり日本をリードしてきたのである。軍事・外交・経済など多くの面で亡国の危機が迫っているのも当然のことであろう。

戦後日本を支配する五つの「嘘」がわが国を滅ぼそうとしている。
1.日本は侵略戦争を行い、数々の国際法違反を行った戦争犯罪国家である
2.「日本国憲法」は憲法として有効に成立した
3.「新皇室典範」は皇室典範として有効に成立した
4.日本政府が発行している大量の国債は借金だから日本は財政破綻する
5.人間活動により地球温暖化問題が生じている

1は戦後歴史教育の場で、ほかの4点は公民教育の分野で徹底的な洗脳教育がなされてきた。本書はこの4点の嘘をすべて暴き、日本国民が真の公民意識を持つことを通じて、日本国の復興への希望を開く、すべての国民のための「公民教科書」である。

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