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激動する古代東アジア情勢の中で、国防と対外交渉の拠点となった筑紫の地に、律令国家の巨大な官衙、大宰府が成立する。大陸を望む西の要衝で外交や軍事を担い、西海道諸国島を統治した、政庁を中枢とする遠の朝廷(とおのみかど)大宰府の実像を明らかにする。
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