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目次(章立て)
第Ⅰ章 “経営”の氾濫と「経営」の欠落
1 学校に経営はあるのか
“経営”がひしめき合う学校
そもそも「経営」とは
学校“経営”の七不思議企業
経営者に言わせれば
2 公立学校に「経営」はない
「経営」および教育の語義
「経営」がある学校とない学校
教育経営の意味
3 旧学制下の学校管理論
戦前小学校の実像法規万能ではなかった
4 学校“経営”論は学校教育論
“経営”論の流行
「経営」論の欠落
西の現代学校教育論
東は学校教育一般論
単位学校経営論の難点
「経営」ではなく運営
第Ⅱ章 用語の混乱と整理の失敗
1 入り乱れる諸概念
類似用語の簇生
学校管理=(ノットイコール)学校経営・説
学校管理=学校経営・説
教育行政・学校管理一体・説
学校行政
教育管理
学校運営
教育経営
2 関係概念整理の試み
学校経営および教育経営の英訳
administration vs. management
関係学会の英文名称等
「教育経営」の構造
教育経営と学校経営
私立と国立は蚊帳の外
3 改名変身という呪術
学校管理から学校経営へ
さらに「教育経営」へ
地域教育経営論
教委主体の教育経営論
市町村経営の論理
第Ⅲ章 教育の経営学と教育経営の学
1 “教育経営”という妖怪
耳慣れない異様な言葉
多義的で実体がない
教育の論理に立つ条件整備?
特殊経営学ではない
意味が四通りある教育経営
経営の主体がなく対象も不明
2 教育の「経営学」ではない
「経営学」導入の試みと失敗
結局は教育“経営”の学
実態は初中学校運営の学
公立学校の校長学
3 旗幟不鮮明で対象も不明確
危機意識の産物という神話
いまだ研究領域も定かでない
第Ⅳ章 実践志向と法令頼み
1 教育実践と教育研究
教育は実践あるのみか
教育経営学の位置づけ
臨床教育学ブーム
臨床的教育経営は成り立つか
2 実践性と学術性の両立
教育実践の学
高い学術性?
教育経営学者の実践志向
大学における教育実践
3 法規不在と法令依存
法律では用語の区別がある
法規に触れない教育法規辞典
学会の存続は省令頼み
学会員により異なる「教育経営」
教育経営の定義
終章 学校経営学への期待
対象を学校に絞る
財務も視野に入れる
労務論を補充する
学術研究の実用性再考
経営主体の明確化
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