中東の経済学

中東の経済学

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出版社
カンゼン
著者名
細井長
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784862557285

中東の動向は世界の経済に直結している

日本にとって、石油を通じて中東は重要な地域です。しかし日本で中東政治や文化についての出版物はありますが、経済関連のものは皆無といえます。本書は、トレンドをおさえつつ学術的な観点から中東経済のしくみ・成り立ちを説明し、世界との関係性を考えるための入門書です。

【構成】
はじめに 中東の経済事情を知るために

■プロローグ 中東の基礎知識
中東という地域
主要な中東の国ぐに①
主要な中東の国ぐに②
主要な中東の国ぐに③
イスラム教の基本…など

<中東経済こぼれ話①>
中東ビジネスの要諦

■Part.1 石油産業の歴史としくみ
石油産業の構造:上流と下流
世界的大企業サウジ・アラムコ
「後出しジャンケン」で石油を買う日本
イランからはじまる中東の石油産業…など

<中東経済こぼれ話②>
日本に石油メジャーが生まれなかったワケ

■Part.2 世界と日本のエネルギー事情
石油と天然ガスはまだまだ主役
化石燃料依存度が高い日本
日本の弱点はエネルギーの海外依存
石油はあとどれくらい採れるのか?…など

<中東経済こぼれ話③>
中東の統計の信頼性

■Part.3 オイルマネーの循環
中東経済でもっとも重要なのは石油価格
中東産油国の財政の柱は石油
サウジアラビアの財政はラクじゃない
レンティア国家とは?
「課税なくして代表なし」…など

<中東経済こぼれ話④>
オランダ病:工業化できない産油国
 
■Part.4 中東の貿易構造
中東の貿易:お隣さんとは少ないよ!
サウジアラビアとUAEが中東貿易の二強
NOイスラエル:アラブ・ボイコット
イスラエルとの経済関係
カタール断交問題と経済関係…など

<中東経済こぼれ話⑤>
世界銀行報告書の不正とサウジアラビア
 
■Part.5 労働構造と人的資本
中東の労働市場の特徴
外国人だらけの湾岸諸国
男だらけの湾岸諸国
稼いだお金を故郷に送る
外国人労働力に頼りつづけられる?…など

<中東経済こぼれ話⑥>
経済成長は外国頼み

■Part.6 中東経済の未来
中東経済の新たな針路
サウジアラビアの「ビジョン2030」
投資を通じた国づくり
スポーツを通じた産業育成
趣味がビジネスに:競馬…など

<中東経済こぼれ話⑦>
中東にお金もちは多いのか?

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