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気象災害の頻発に見舞われる今,気候変動対策はまさに喫緊の課題。SDGsでも,気候変動対策,生物多様性保全の目標が掲げられています。なかでも森林劣化,減少が著しい熱帯林にはさまざまな対策が取られています。しかし,それによって森林利用の形態が変化し,そこで暮らしてきた人々の貧困を助長してしまっている現実があります。貧困,飢餓対策もまた,SDGsの目標であるにもかかわらず。
こうしたなか,森の木を伐らず,木材以外の森林資源=NTFPを活用し,収益を上げるというアイデアが生まれ,木を切らなくても得られる森の生産物「NTFP(Non Timber Forest Products)」が注目されるようになりました。
森林を利用して暮らしていた人々の「民俗知」を活用し,新たな暮らしをつくることにつなげていく試みの可能性と現状,問題点を,森林研究者,国際NGO,企業関係者ら15名の執筆者が解説します。巻末に,重要語を解説した用語集も収録。
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