国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力

国語のアクティブラーニング音読で育てる読解力

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出版社
言問学舎
著者名
小田原漂情
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2024年5月
判型
A4
ISBN
9784991077692

言問学舎では、本シリーズ『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』の出版と、文京区で21年にわたって「真の国語」を教えている学習塾・言問学舎での生の授業を通じて、「真の国語」を追究して来ました。

「真の国語」とはいかなるものか。それは端的に言えば、「正解の見つけ方を学ばせるのでなく、文章の本質を読みとる力を育み、さらに学習者自身の人間性をその本質と向き合わさせ、その上で自分の考えをまとめて表現できる力を育てること」であります。

このことと、入試で高い得点を取ることは別のことと考える人が多いかも知れません。しかし言問学舎では創業当初からそれを両立させ、多くの卒業生が感謝の言葉を寄せてくれています。その中の一人の言葉を紹介します。

<言問学舎の真価はひと言でいうと、大学受験の勉強をしていながら、「受験勉強オンリー」ではなく、真の学力、教養が自分の身についたと感じることです。大学受験の評論文の勉強をする時でも、先生は、大学進学後の勉強を見すえて、いろいろな考え方や基礎知識も、教えてくれました。もちろん受験勉強としても、ここで国語の勉強をすれば、国語は平均して点が取れるようになるので、志望校合格を強力に後押ししてくれるようになりますよ。>

またこの「真の国語」を身につけるためには、「音韻を正しくつかむ音読」が重要です。この「音韻を正しくつかむ音読」は言問学舎が長く提唱、実践している国語指導の要です。本書はこの「音韻を正しくつかむ音読」のあと、正解探しではなく、自分の感じたことを書き出し、「人間性を文章の本質と向き合わさせる」読解シートで考えをまとめて、最後は短い感想文を書くという、「真の国語」を実践している教材です。

小学2年~4年対応、小学5年生以上対象各3巻の全6巻すべてに、古典(古文または漢文)作品を物語化した文章をおさめてありますが、今回の「小学2年~4年対応3」では、『徒然草』の「仁和寺にある法師」を小学2年~4年用に物語として書き改めたものを掲載しています。この「仁和寺にある法師」の中・低学年用物語化においては、単なる謎解き・種明かしに陥らず、文章の妙味を味わってもらう点に心を砕きましたが、『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』で「真の国語」を身につけている生徒たちは、しっかりとこちらのねらっているところを読み解いてくれました。

『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力 小学2年~4年対応3』は、シリーズ完結篇として、21年にわたる言問学舎での実践と、5年間のシリーズ出版を通して練り上げた完結篇です。この本の内容をしっかり理解し、自分の考えをまとめて書き上げられるようになれば、小学4年生として十分な国語の力を身につけたと言えるでしょう。

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