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パリ五輪で続出「誤審騒動」で話題沸騰の書
柔道での不可解判定をはじめ、疑惑のジャッジが相次ぎ、“誤審ピック”と揶揄されたパリ五輪。“黒子”の審判員が、これほどまでに注目された大会は過去になかっただろう。
勝敗の判定に不可欠な審判員には絶大な権限を与えられるが、そのジャッジは正しくて当たり前、「誤審」しようものなら猛烈な批判を浴びる。近年は機械による映像判定に仕事を奪われつつあり、“競技の番人”としての「権威」も低下している。
それでも彼らはなぜ「ジャッジマン」として競技に身を捧げるのか。
日本人として初めてW杯の開幕戦で主審を務めた西村雄一氏(サッカー)、公式戦3000試合出場の橘高淳氏(プロ野球)ら、第一線で活躍した8競技の審判のインタビューで構成。“柔道の国際大会で誤審が頻発する背景”について、長く国際審判員を務めた正木照夫氏の言及はとりわけ興味深い。
彼らが「審判」を目指した理由、自身の「誤審」を巡る騒動、機械判定に対する複雑な思い--競技ごとに異なる判定の難しさとともに「審判としての誇り」を語り尽くした一冊は、朝日新聞「天声人語」(8月11日付朝刊)でも取り上げられて話題を集めている。
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