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昆虫とその昆虫が食べる植物を調べることができる画期的な図鑑!
虫を探すときに有力な手がかりとなるのが、その虫が食べる植物、すなわち食草です。あこがれのチョウ、オオムラサキの幼虫を探したいと思ったら食草のエノキを、また、成虫に会いたいと思ったら、樹液が出るクヌギなどを調べて探すことになるでしょう。逆に、植物の名前を知りたいとき、その植物を食べている虫がいたら、虫がヒントになって植物の名前がわかることもあります。
本書は、そんな昆虫と植物のつながりに注目し、昆虫と食草の両方を同時に紹介した、ほかに類を見ない図鑑です。お目当ての昆虫や食草を探しに行くときはもちろん、フィールドでたまたま出会った昆虫や植物の名前を調べるのにも役立ちます。
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昆虫は知っているけれど、植物の名前がわからない。植物はわかるけれど、昆虫はよく知らない。そんな二人の著者が、2007年に制作し好評を得た図鑑が、本書の母体となった『昆虫の食草・食樹ハンドブック』(昆虫82 種・植物68 種掲載・80 ページ)。それから17 年を経て、情報量を大幅アップしてお届けするのが本書です。「より多くの種類を知りたい!」という読者(と著者自身)の要望に応え、昆虫は3倍近い223 種、植物は2 倍以上の155 種を掲載、総ページ数もほぼ倍の152 ページと、大きく進化しました。さらに、巻頭には主な昆虫と食草を並べた「主な掲載種一覧」を設け、また「エノキに集まる虫」や「クヌギに集まる虫」など、植物に集まる虫を一堂に集めた特集ページを「植物から虫を探す」という新たな視点で加えました。従来から掲載していた昆虫や植物も、写真や解説を数多く追加・更新しています。
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