弟の設計による姉の家G邸「中野本町の家」はいかにしてU字型形状の特異な空間となり、日本の1970年代を代表する住宅建築と目されながらも20年後に短い歴史を閉じることになったのか? 解体の直前直後に住まい手母娘と建築家が赤裸々に語ったドキュメント《White U》。「住まい学大系」シリーズのなかでも大反響を呼んだ名著、新版解説・西沢立衛(シリーズ装幀・山口信博)。
■新シリーズ「住まい学エッセンス」とは
「住居・建築・まちを探検するコンパクト・ブックス」として、積水ハウス「住まいの図書館出版局」より1987年から2014年にかけて刊行されたシリーズ「住まい学大系」は、建築家による設計プロセスの精緻な表現、住居をめぐって掘り起こされた歴史、住まい手による生活記録の集積から建築批評に新たな視座をもたらし、ジャンルをこえ幅広い読者を獲得しました。平凡社では惜しまれながら絶版となった「住まい学大系」のなかから読み継がれるべき書を精選、新たな顔ぶれも加えた新シリーズ「住まい学エッセンス」を2024年夏より刊行開始します。
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