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私はいつもの平凡な一日を終え、いつしか眠りに落ちた。その夢に現れたのは祖母だった。夢の中の彼女は若く、時代は昭和の中期頃、対米戦の前のようだった。私は夢の中で祖母の不思議な旅を追体験していく。「歴史から学ばぬ者は歴史を学んでも意味は無い。歴史を活かせぬ者は、歴史に生き残れぬ。我らは……古の神の血を受け継ぐ正統なる『神州の民』である。だが時が下り、日の本の民はその記憶を忘れた。あの戦争は敗けるべくして敗けたのだ。その敗戦からその歴史から学ぶ為の……必然だった。日の本を、この列島だけではなく、この星を、地球全てを『神の国』にする為の試練だったのだ。」……私が見ていた光景、聞いていた言葉は夢か、それとも現実だったのか? 日本神話、古代の神々、特殊な能力を持つ一族、八咫烏……豊かな想像力と斬新な視点で虚実を巧みに織り上げ、壮大なスケールで描いた古代ロマン巨編。
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