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本書の初版を著してから、早5年が経過しました。初版当時から現時点に至るまで、雑種地の定義や概念には何ら変更はありませんが、雑種地という地目自体が抽象的でつかみにくく、いまだに評価が難しいことは事実です。多岐にわたる利用形態を的確にとらえ、それぞれの価格水準を明確に把握することは考えた以上に難しく、ここに雑種地の評価を悩ませる大きな要因が潜んでいます。
また、雑種地という概念は不動産鑑定評価基準には一切登場してこないことから、不動産鑑定士にとっても雑種地の評価について問われた場合悩みの種となるケースが少なからずあるものと思われます。
本書では、初版に引続き財産評価基本通達や固定資産評価基準で雑種地の評価が問題とされるケースを中心に取り上げ、初版当時から改正された土地利用に関する法令の該当箇所を新しいものに置き換えるほか、国税不服審判所裁決事例を追加しました。本書が、初版に引続き、雑種地の評価に係わりにある方々に何らかの形で役立つことができれば幸いです。
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