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日本は、明治期から多くの国際紛争や対外戦争に対峙する立場にあり幾多の国難を乗り越えてきたが、国際紛争や対外戦争の都度、日本の安全保障を支えてきたのが、税制・財政の存在である。
現在、日本の人口動態は、未曾有の少子・高齢化の状態を迎えており、安全保障と税制・財政を再考するべき重要な分岐点にさしかかっている。
本書では、近代から現代までの史的分析により日本の安全保障と税制・財政の関係について考察し、新たな国防のための財源の確保と新防衛システムの構築について提案した。
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