60歳からは悩まない・迷わない・へこまない 精神科医だから知っている「老後うつ」とは無縁の暮らし方

60歳からは悩まない・迷わない・へこまない 精神科医だから知っている「老後うつ」とは無縁の暮らし方

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出版社
主婦と生活社
著者名
保坂隆
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2024年6月
判型
四六判
ISBN
9784391161960

●認知症よりも怖い? 「老後うつ」にご用心
多くの高齢者は「認知症よりもうつが怖い」といいます。うつは記憶も意識もはっきりしていて体もまだ動くにもかかわらず、生きるのがつらくて幸福感が得られないなど、自身にしかわからない問題で著しく生活の質(QOL)を損なうためです。
●放置すると寝たきりに!
うつ気味になると、「引きこもりがち」→「外界との交流がなくなる」→「足腰が弱まりロコモティブシンドローム」→「認知症&寝たきり」の悪循環にはまってしまいます。そうならないためにも、まだ動けるうちにメンタルを健康に保つ習慣を会得しておくことが重要になっていきます。
●「老後うつ」にならない幸福な暮らし方のヒントが満載!
高齢化が進行するにつれて増えていくであろう「老後うつ」。本書は先行き不安でうつ気味になっている人や、更年期でメンタルが弱っている人のために、ベテラン精神科医がすぐにでも実践できる「気持ちよい生き方」「幸福な暮らし方」のヒントを、多数紹介していきます。自身やパートナー、近親者が「もしかしてうつかな?」と思ったら、ぜひ本書をお読みください!

はじめに
幸福感のない「老後うつ」が急増中!
あなたは大丈夫? 「老後うつ」チェックリスト
第1章 60歳からの合言葉は「頑張らない」「無理をしない」……定年後は途方もない時間が残されている/努力するのは「どうにかなること」だけでいい/人生を無駄にするふたつの生き方/できなくなるのは「する必要がなくなった」から/シニアに必要なのは「いい加減に生きる技術」 等
第2章 人間関係はもっと「いい加減」が「ちょうどいい」……「必要とされていない」と落ち込まない方法/地域に溶け込みにくいのはこんな人/「人がどう思うか」考えても意味がない/「いい人」をやめたほうがかえって好かれる/人とのつながりを「0か100か」で考えない/仲良くする人を選ぶ「大原則」とは 等
第3章 「老後うつ」の危険信号を見逃さないためにできること……気が晴れないときの対処法/「ひとり老後」をむやみにこわがらない/「べき」「ねば」にこだわりすぎない/落ち込んだ気分を奮い立たせる方法/しつこい怒りがおさまらなくなったら/イライラしたらトイレに駆け込む/整理整頓ができなくなったら「老後うつ」? 等
第4章 軽い運動と食で、元気な暮らしをあと20年!……「計るだけダイエット」はこんな効果がある/シニアにうってつけの入浴法/シニアに最適な「ほどほどウォーキング」/背筋を伸ばすだけでメンタルが好転する/気持ちが沈んだら腹式呼吸/「粗食は長生きの秘訣」は本当か 等
第5章 何かと気になるお金への対し方 「老後の落とし穴」に注意……経済的不安とどう向き合うべきか/「退職後に〇千万円必要」という言葉に惑わされない/退職金は「増やそう」ではなく「減らすまい」で/「儲けた」という話の裏には2~3倍の損が隠れている/世界的な大金持ちの不幸な晩年は何を暗示しているのか/天国に財布はいらない 等

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