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ロシアによるウクライナ侵攻。それは、現実政治のみならず、歴史学に新たな課題をつきつけている。そもそもウクライナとは何か、ロシア史の再点検や周辺諸国の歴史認識の変容の検討、「帝国論」「ナショナリズム論」など多面的に考察する。
【目次】
序章 ロシア・ウクライナ戦争と歴史学(佐々木真)
第?部 ウクライナとは何か
第1章 現代の政治的文脈におけるウクライナとロシアのネイション観――「帝国」と「脱植民地化」を手がかりに(青島陽子)
第2章 コサック研究とウクライナ史学(松里公孝)
第3章 ウクライナとポーランド=リトアニア――ポーランド近世史研究者の視角から(小山哲)
第?部 歴史との対話
第4章 フィンランドにおける対ソ戦争認識の変遷と現状――ロシア・ウクライナ戦争との関連で(石野裕子)
第5章 変容するポーランド=ウクライナ関係と歴史認識――「ヴォウィン事件」八〇周年を手がかりに(宮崎悠)
第6章 第二次世界大戦を「過去に葬る」――現代史の見直しと冷戦体制の克服(篠原琢)
第?部 戦争と歴史学への視座
第7章 冷戦後の国際秩序を問い直す――ヨーロッパ国際政治史研究の視点から(板橋拓己)
第8章 ロシア・ウクライナ戦争と現代歴史学の新しい課題――帝国・主権・ナショナリズム(中澤達哉)
第9章 私にとってのロシア・ウクライナ戦争――一ロシア史研究者として(池田嘉郎)
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