クラスメイトの女子、全員好きでした

集英社文庫

クラスメイトの女子、全員好きでした

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出版社
集英社
著者名
爪切男
価格
660円(本体600円+税)
発行年月
2024年5月
判型
文庫
ISBN
9784087446470

爪さんの人生は、いたってまともじゃない。どんな自分になったって、笑って生きていける気がしました。この一冊は、私の温かい居場所です。
――アイナ・ジ・エンド(BiSH)

小学校から高校までいつもクラスメイトの女子に恋をしていた。
主演・賀来賢人、ヒロイン山本舞香でドラマ化もされたデビュー作「死にたい夜にかぎって」の前日譚ともいえる、全21篇のセンチメンタル・スクールエッセイ。きっと誰もが“心の卒業アルバム”を開きたくなる、せつなくておもしろくてやさしくて泣ける作品。


【目次】
<小学校編>
傘をささない僕らのスタンド・バイ・ミー/恋の隠し味はしそと塩昆布/この世で一番「赤」が似合う女の子/宇宙で一番美しい嘔吐/ワックスの海を滑る僕らの学級委員長/恋の呪文はネルネルネルネ/金的に始まり金的に終わる恋/学校のマドンナは水飲み場の妖怪/ベルマークの数だけキスをして/幼なじみの罪とヤマボウシは蜜の味/僕とおっぱいの三年戦争
<中学・高校編>
幼なじみの愛しき殺意/君の青ヒゲと俺の無精ヒゲ/空を飛ぶほどアイ・ラブ・ユー/アリの巣・イン・ザ・恋のワンダーランド/放課後のジャイアントスイング・プリンセス/私だけの歌姫はクラスで一番地味な女の子/霊能力美少女と肝試し大会とSMAPと/一九九五年のカヒミ・カリィ・シンドローム/嘘つき独眼竜 VS 恋するミイラ男
<単行本未収録作品>
マリコは悪魔を信じてる

【著者略歴】
爪 切男(つめ・きりお)
1979年香川県生まれ。2018年『死にたい夜にかぎって』でデビュー。同作が賀来賢人主演でドラマ化されるなど話題を集める。著書に『もはや僕は人間じゃない』『働きアリに花束を』『きょうも延長ナリ』など。

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