究極の学び場 京大吉田寮

究極の学び場 京大吉田寮

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出版社
実生社
著者名
冨岡勝 , 佐藤公美 , 千松信也 , 近藤司 , 福島直樹
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年5月
判型
B6変
ISBN
9784910686127

共に暮らすことが、最高の学びだ!



「京大吉田寮」は、日本最古の学生寮。築100年以上の歴史的建物は現役で、いまも学生たちの生活をあたたかく包んでいる。



寮の運営は、大学と寮生との話し合いにより担われてきた。

京都大学の初代総長であった木下広次が、「寮は学生の切磋琢磨の場であり、大学の研学修養上の重要な機関である」と位置づけ、共同生活のもたらす教育効果を重視したことが原点にある。



開かれた場で過ごし、ダイバーシティを身をもって学んでいる現役寮生+医師、起業家、研究者、作家などなど、各界で活躍する個性的な卒寮生や関係者が、吉田寮の魅力をたっぷり紹介します。





【特別インタビュー】ノーベル賞受賞 故・益川敏英博士からのメッセージも掲載!



◇第Ⅰ部 学び、暮らし、自由を考える場



吉田寮ってどんなとこ?――建物・自治・歴史のかんたんな紹介 冨岡 勝

「話し合い」と「自由」、そして歴史と現在――最新式のアクティブ・ラーニング仕様の素敵な教室よりも、寮の食堂や大部屋で議論するほうがずっと楽しい 佐藤公美

ぼくが猟師になったわけ――吉田寮で暮らしたからこそ選んだ暮らし千松信也

ニューヨークと吉田寮の共通点――人間は対等であると信じること 近藤 司

「『一緒に場を作る』――京都大学吉田寮の共在秩序」を読む 福島直樹

「京都啓蒙」と吉田寮――スコットランド啓蒙との共通点 山森 亮

寮自治とフェミニズム――オールジェンダートイレ高橋歩唯

対談 毎日が多文化コミュニケーションの演習だった 色平哲郎+合田 真



◇第Ⅱ部 魅力がいっぱい!木造建築と寮生活



人間性を鍛えてくれた自炊制度と寮生活――生涯の進路の原点となった活動 奈倉道隆

【座談会】個室と相部屋、西寮と東寮

古い建物とともに暮らす――吉田寮から北京、そしてイルクーツクへ 多田麻美

木造建築と吉田寮の魅力――建物が生きている場所をこれからも 細入夏加

吉田寮の建築的な価値――建築文化財としての修復、保存に向けて 中尾芳治

寮食堂と厨房の位置づけを考える――吉田寮の解放と多様性の獲得 小林拓也

自治寮とシェアハウス pha



【インタビュー】益川敏英先生から、吉田寮生へのメッセージ



ほか、コラムあり。



※目次は2024.3月時点の内容です。

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