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同じ目線で語られる人生―。
飲酒をする人であれば、誰でもなる可能性があるアルコール依存症。治癒が難しく、社会復帰にも多くの困難が待ち構えるこの病気は、いかにして生じるのか。
本書は、アルコール依存症患者の自立を支援する施設である「いばしょ」に集う人々の中に秘められた記憶を、文字という形で整理し、病気の根源となるものを見つけようと試みた作品である。
アルコール依存症と、その患者の現実を知るための貴重な一書。
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