建築という芸術 評伝フランク・ゲーリー

建築という芸術 評伝フランク・ゲーリー

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出版社
鹿島出版会
著者名
ポール・ゴールドバーガー , 坂本和子
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2024年5月
判型
四六判
ISBN
9784306047082

建築評論家ゴールドバーガーによる、待望のゲーリー評伝。
アートと深く関わり、多大な影響を受けてきたゲーリーは、デジタル技術が、建築家が実質的にアーティストに追いつくための手段として有効であることに、いち早く気づいていた。彼自身はコンピュータを使うことは好きではなかったが、独創的なフォルムの創造者であると同時に技術革新者でもあることを自負しており、デジタル技術には、建築図面の作成の効率化という設計事務所における最も一般的な用途を超える可能性があることを見抜いていた。これまで建設不可能だった斬新で複雑な形態も高度なエンジニアリングによって建設可能になる。彼は、人が想像しうるすべての形は、コンピュータを使えば技術的検討ができることに気づいた。デジタル技術は建築のイマジネーションを解き放つことができるのだ。(本文より)
目次:序
1 スーパームーンの夜
2 カナダ
3 太陽の下での生活へ
4 建築家になる
5 権力との折り合い
6 ヨーロッパ探訪の旅
7 ロサンゼルスでの再出発
8 独立
9 円熟に向かって
10 サンタモニカの家
11 魚、そしてその他の形
12 世界の舞台へ
13 ウォルト・ディズニー・コンサートホール―第一楽章
14 グッゲンハイムとビルバオ
15 ウォルト・ディズニー・コンサートホール―第二楽章
16 ニューヨーク、試練と勝利
17 80歳を迎えて
18 テクノロジーのレガシー
19 ドワイト・アイゼンハワーからルイ・ヴィトンまで
20 アーカイブとレガシー
21 パリにて、回想と未来への展望
訳者あとがき

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