特集:研究者の本が面白い!
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特集:研究者の本が面白い!
前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』、川上和人『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』、藤井一至『大地の五億年』などなど、エンタメ・ノンフィクションの世界でいま研究者の本が人気を博している! いったいなぜ研究者の本は面白くなったのか!? というわけで本の雑誌6月号の特集は「研究者の本が面白い!」。正しいマニアの研究者本遍歴から、本誌が気になる5人のおすすめ研究者本、川上和人の本を書く理由に、編集者による研究者本の楽しみ、そして学部学科別研究者本名鑑全58巻を編む座談会まで、書き手作り手読み手の三方から、いま目が離せない研究者の本に迫る特集なのだ!
新刊めったくたガイドは、柿沼瑛子が中華ミステリー、張國立『炒飯狙撃手』に胸アツで炒飯三回作れば、石川美南は共感を超えてつながり合う痛みの国のアリスたちに夢うつつ。大森望が坂崎かおるの超ハイレベルな短編集『嘘つき姫』をくらえ!とイチ推しなら、酒井貞道は意外性たっぷりの浅倉秋成の家族小説が素晴らしい!と激賞。松井ゆかりが過激で苛烈なデスゲーム『就活闘争 20XX』がヤバい!と諸手を挙げれば、東えりかはへき地医療から幻の布まで新たなチャレンジにワクワク! そして本の雑誌チームは皿をなめたくなるほどうまい、原田ひ香『定食屋「雜」』に舌なめずり。さあ、雜の皿をなめまわしたのは誰だ!? 54ページを開こう!
今月は芥川賞作家・高瀬隼子が図書カード三万円使い放題!にチャレンジ。取材5日前にばっちり下見をし、歴史の資料集に犬の四字熟語辞典等々、狙っていた本から予想外の本までうきうき買った13冊は35ページだ! そして今月の読み物作家ガイドは大塚真祐子が柴崎友香の10冊を紹介。ミレニアムデビューから24年、物語と一体化した目で描写する作家なら、この10冊を読もう! さらに今月は黒い昼食会が「脅迫は絶対逮捕するように!」と要請すれば、古本屋台の出禁は解消!? 椎名誠「哀愁の町に何が降るというのだ。」が一回休みのリフレッシュで復活ならば、「漫画 本を売る技術」はついに!の最終回。さあ、本の雑誌6月号で研究者本名鑑をチェックしながら縁側でバッタと戯れよう!
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