コロナによる特例措置によるゼロゼロ融資の返済が始まり、少なからぬ中小企業が経営の苦境に立たされている。需要の縮減、原材料費、人件費の上昇、予測される金利の上昇等により、赤字経営が余儀なくされる。だが、今後は政府による特例措置には期待できず、銀行は「事業性評価」を厳しく求めてくる。
こうした厳しい経営環境において、中小企業を伴走支援し一蓮托生ともいうべき会計事務所・税理士法人には何ができるのか――大坂、神戸を中心に中小企業の税務+伴走支援(コンサルティング)を行っているMGS税理士法人は、クライアントに提供できる「4つの戦略ノウハウ」を事例とともに詳細に解説した。
いわばMGS税理士法人の集大成であり、中小企業経営改善の虎の巻である。
本書で紹介する戦略ノウハウとは以下の4つである。
①クロスSWOT分析(自社の強みを活かして、ニッチ市場にぶつける独自戦略の構築)
②根拠ある経営計画書(独自戦略によって展開される各種事業を論理的、具体的に組み立て、数値化する)
③KPI設定&監査(業績に直結するKPIを設定するとともに計画進捗をモニタリングする・改善する)
④事業承継見える化コンサルティング(事業承継を円滑かつ効果的に推進するための戦略とメソッドを構築する)
これらは、会計事務所の基本業務である税務申告・記帳代行業務を超えて、顧客の業績や経営をサポートするノウハウであり、これからの時代に非常に重要で、かつ実践可能なノウハウとなっている。
本書は中小企業の経営者・経営幹部だけでなく、伴走支援する金融機関関係者、職業会計人、コンサルタントのスキルアップに役立つ。
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