1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
並外れて自由な感覚、解放された思想!
戦後の荒廃のなかで
伝統の美について語り
日本人の誇りを守った人。
その精神を一冊におさめた随筆集。
小林秀雄、青山二郎ら当代一流の文化人との交流の中で己を磨いた白洲正子。幼少期から習っていた能についての著作で世に出て以降、骨董、仏像、寺社仏閣など日本の伝統を世に伝える傑作随筆を多くものした。その著作は、自信喪失に陥った戦後の日本人を静かに励まし続け今日に至る。
入門編にして決定版の一冊。解説・青柳恵介
【目次】
清潔な文人 小池真理子
第一章 知人・友人
一つの存在
ある日の梅原さん
『いまなぜ青山二郎なのか』より
小林秀雄
正宗白鳥
青山二郎
第二章 日常なるもの
銀座に生き銀座に死す
冬のおとずれ
老木の花
浮気について
幸福について
晩年の祖父
私の墓巡礼
死
ツキヨミの思想
第三章 お能
お能の見かた
能面の表情
お能を知ること
舞う心
お能の幽玄
面について
第四章 古びぬものたち
信玄のひょうたん
明恵上人のこと
無言の言葉
西行のゆくえ
坂のある風景
古寺を訪ねる心――はしがきにかえて
極楽いぶかしくは
解説 青柳恵介
略年譜
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。