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昭和55(1980)年7月より、「夕刊フクニチ」(フクニチ新聞社)にて計180回にわたり連載された未刊の小説を書籍化。
火野葦平や岩下俊作らと共に、九州の文学を支えた作家の1人、劉寒吉が、
「豊後王・西国の王」と呼ばれた大友宗麟の生涯を描いた戦国歴史小説。
稀代の猛将・戸次鑑連、高橋紹運を従え、
毛利・島津・竜造寺ら群雄が割拠する九州を驀進し、
さらに理想のキリスト教王国を築こうとしたキリシタン大名・宗麟。
その躍進と繁栄、崩壊までを描き切る。
劉は芥川賞候補・直木賞候補(2回)に選ばれ
受賞はのがしているものの、その筆力は高く評価されていた。
地元九州を題材とした歴史小説を得意とした劉が、謀略・知略が複雑に絡まる政治と戦、
そして波瀾万丈な宗麟の生涯を重厚な筆致で活写する。
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