ひとつの真実にむかって書かれる推理小説から、なぜこれほどまでに多様な面白さが生まれるのか。北村薫、坂口安吾や中条省平、若島正――古今の作家・評論家たちは、推理小説をいかに読み解いたか。短編小説から英米ミステリ史を辿る大著『短編ミステリの二百年』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞、アンソロジストと評論家と小説家の多方面で活躍する小森収が編んだ、ミステリに関する名文をあつめた決定版アンソロジー。
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