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「レギュラーを取るためにがんばらなくてはいけないのに、やる気が出ない…」
「試合の前日どころか、ふだんも眠れずに困っている…」
「絶対に太れない。でも、食べたい気持ちは抑えられない。だから食べ吐きしてしまう…」
一見、活発にスポーツに取り組むアスリートの中でも
こうした悩みに苦しんでいる人々が多くいることは、あまり想像できないことかもしれません。
しかし、周囲が気づくころには重大な精神疾患を抱えているケースさえあるのです。
本書は、そうしたアスリートたちが抱えるメンタルの問題について、
実際にサポートにあたっている精神科医や心理士たちが
典型的な12のケースを元に、どのように考えケアにあたっているのかを著した1冊となっています。
精神医学やスポーツ心理学に携わっている方はもちろん、
次のような方々にもお読みいただくことで、きっとアスリートとの関わり方も変わってくるはず。
【スポーツ指導者】
ミスや怠慢なプレーに、ついつい「気合が足りない」といったことを伝えてしまいがちですが
その背後にメンタルの悩みが潜んでいる可能性を想像するきっかけに!
【整形外科をはじめとした身体科の医師・理学療法士・トレーナーなど】
身体的な訴えの背後に実はメンタルの問題が見受けられる、といった場合もあるのではないでしょうか。
ご自身ができるサポート、精神・心理職ができるサポートを判断し適切な共有を行うための第一歩に!
【お子さんがスポーツに励むご家族】
悩みを抱えはじめた場合に、どのような生活習慣・態度が現れだしてくるのか、
そのようになった場合にどう接していけばいいのか。
本書の典型事例で記載されているそうした情報を知っておくことは、きっと役立ちます!
「みる」スポーツ、「する」スポーツがここまでの成長を迎えた現代に、
「支える」意識をさらに高め、メンタルに悩むアスリートをしっかりとサポートしていけるよう
この1冊から始めていきましょう!
★松本秀男先生(公益財団法人日本スポーツ医学財団代表理事)、
三村將先生(慶應義塾大学名誉教授)、ご推薦!
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